【歯科医師インタビュー】細川 周平 先生

歯科医師を目指したきっかけを教えてください

私の父は歯科医師で、埼玉で開業医をしていました。小さい頃から、その姿をよく見ていたので、歯科医師としての仕事を早くからイメージできていたことが理由の一つとしてあります。

スタッフとコミュニケーションをとりながら、歯科医師として仕事をする姿が、普段の父とは違う雰囲気が印象に残っていました。また、患者さまに、直接、治療という形で貢献でき、その治療結果が目に見えてわかりやすいということも、歯科医師を目指したもう一つの理由です。

ご専門の分野は何ですか

ゼネラル・プラクティスという、口の中を、トータルで診断・治療することです。虫歯の治療から、歯周病治療、そして、入れ歯や矯正治療など全てに対応します。

東京歯科大学を卒業した後、徳真会で常勤医師として数多くの患者さまの治療にあたり、さまざまな専門的な技術を学び歯科医師としての腕を磨きました。

なぜ徳真会で働くことを選んだのですか

日本で一番大きな歯科医療グループだからです。年間を通じて、多くの患者さまが来院されるので、数多くの症例を見る事ができると思いました。

大学を卒業する前に、新潟県のクリニックへ見学に行かせていただいたのですが、そこでの診療スタイルが、ゼネラル・プラクティスを中心とした総合的な治療を実践していたので、ここで経験を積み、多くのことを学びたいと入社を決めました。

その他にも徳真会グループには、ヒューマン・デベロップメント・アカデミー（Ｈ．Ｄ．Ａ）と呼ばれる研修制度があり、年間延べ1,200時間に及ぶさまざまな研修を行っており、テクニカルスキル（技能・知識を学ぶ）、マネジメントスキル（正しい経営を学ぶ）、グローバルスキル（国際人としてのものの見方、考え方を学ぶ）、 ヒューマンスキル（人間力を養成する）といった4本柱の研修を通して「世界という舞台」で活躍できる人材育成を行っています。

自らを磨き上げる環境が整っている、これ以上のものは無いと思っています。徳真会グループでの最初の勤務地は、巻町（現在は新潟市）の「しらとり歯科」でした。ここで勤務しながら、松村歯科関川診療所で医局長も務め、入社15年目の現在は、徳真会グループの東京地区の診療所を統括するようになりました。

歯科医師として、心がけていることは何ですか

徳真会の診療理念の一節に「我々は地域社会の健康づくりに奉仕し　患者さまの信頼と感謝を得る為努力する」とありますが、一人のドクターとして、患者さまに安心して治療を受けていただけるように、当たり前の事ですが、診査、診断、処置、説明といった根幹となる業務を一人ひとりの患者さまに合わせて丁寧に行う事を常に心がけています。

また、患者さまを良く知り、患者さまの自己尊厳の満足を追求することも常に意識してます。明るい笑顔と心のこもったあいさつや患者さまのお話をしっかりと聞くこと、話し方ひとつとっても常に患者さまの立場に立って考えていく。それを他のスタッフにも日々の業務を通じて徹底させ、行動に移せるように現場での教育にも力を注いでいます。

院長という立場で、意識していることをお聞かせください

徳真会が掲げる６つのベネフィットを患者さまに提供できるようクリニック全体でチーム医療を意識して取り組んでいます。

６つのベネフィットとは、1.安心・安全、2.患者さまの自己尊厳の満足、3.利便性、4.適正価格、5.公正・公明・透明性、6.快適さです。患者さまに安心して治療を受けていただくためには、ドクター、スタッフの応対はもちろんの事、信頼の設備・機器があり、徹底した感染管理に取り組み、質の高い技工物を提供し、最良の診断を行う事が重要です。

徳真会グループで使用する補綴物は、全て子会社のワールドラボで製作しております。ワールドラボは日本・アメリカ・中国に拠点があり、技工部門のスペシャリスト「ワールドラボ匠」や徳真会グループが誇る世界トップクラスの技術を持った歯科技工士 林 直樹らが手掛ける技工物も直接オーダーできるシステムが揃っています。

また、365日年中無休で朝から夜遅い時間まで診療する事で、患者さまへ利便性を高めておりますし、徳真会グループでは従来よりカルテの開示を行っており、保険診療はもちろん、自費診療も安心の適正価格にて診療をお受けいただけます。情報公開の徹底を行っていくことで患者さまにとって不明瞭な部分が完全になくなることを目指しております。

徳真会クオーツタワーについてのインタビュー

徳真会クオーツタワー(青山クオーツデンタルクリニック)のコンセプトについて

徳真会クオーツタワーは、歯科のみならず、内科や皮膚科をはじめとする医科のフロアもあり、身体の総合メンテナンスを視野にいれた体制を整えています。

最高の空間で、最上のホスピタリティと質の高い医療技術を追求し、訪れた人が心身ともに健康になっていただくことを目指します。徳真会クオーツタワーでは、細胞の再生力・免疫力を高め、体内の毒素を浄化するといわれている“水晶”＝QUARTZと人が心地よく感じる“ゆらぎ”をコンセプトとしています。

院長としての意気込みについて

私が院長を務める４階、５階は歯のお悩みにトータルに対応できる総合歯科センターです。4階では初診の患者さまを総合的に診断、治療方針を決定し、2回目以降は5階で完全予約制の待ち時間ゼロで本格治療の体制を目指します。

また、徳真会グループの技工スペシャリスト「ワールドラボ匠」の院内ラボを設置し、高品質の技工物もご提供して行きます。

今回の徳真会クオーツタワーの取り組みは、徳真会グループ代表の松村の業態改革に向けた思いを実現するための大きな一歩です。このような総合メディカルビルは他に類をみないものだと思います。歯科医療業界にとっても新たな意義あるものだと思いますし、歯科のみならず、医科とも連携していくことで、徳真会クオーツタワー内でチーム医療によるさまざまなサービスを患者さまにご提供できるようになればと考えています。