歯周病治療について

自覚症状が出てからでは
手遅れです
歯周病は自覚症状が出て、気づくころにはすでに遅く、歯が抜けてしまう直前まできています。
自覚症状が出る頃には、感染している歯は1本にどどまらず、他の歯も感染している場合がほとんどですので、まとめて何本も抜けてしまう場合があります。
歯周病治療のゴール
- 機能性
- 見た目の
美しさ - 永続性
当クリニックの歯周病治療のゴールは、状態の悪い歯ぐきをできるだけ良い状態の歯ぐきにし、歯周病や歯槽膿漏の改善、治癒を行い上記3つを満たすことを目指します。
歯周病の進行と症状

健康な歯
歯ぐきがしっかりと引き締まっており、コーラルピンク色をしていて、弾力がある。また、ブラッシングなどによる出血はない。

歯肉炎
歯ぐきに赤いところが出てきて、歯を磨くと出血することがある。また、歯が浮いた様な感じがしたり、歯ぐきにかゆみを感じることがある。

歯周炎中度
歯ぐきが時々赤くはれて痛み、血や膿みがでることがある。また、口臭が気になったり、冷たい物を食べると歯がしみる(知覚過敏)

歯周炎重度
歯ぐきがブヨブヨして血や膿みがでる。他にも歯がぐらぐらする、口臭がひどい、食べ物が噛みづらいなど明らかな症状が出る。
歯周病と全身の健康
歯周病は単なるお口の中の問題だけにとどまらず、全身にさまざまな影響を及ぼします。
歯周病の予防方法

セルフケア
歯周病の予防方法で重要なのは、食後の歯みがきの際に、歯垢(プラーク)を取り除くことです。
- ●みがく時は力をかけずに歯ブラシの毛先を歯面に直角にあて、丁寧にやさしく全体をみがいてください。
- ●歯の表面をみがくだけでなく、歯と歯ぐきの間のケアも大切です。
- ●きちんと歯垢(プラーク)が落とせているかご自宅で月に1~2度歯の染め出し液(染色液)で歯の表面の歯垢の染め出しを行うと効果的です。
これらの点を意識しながら歯ブラシの仕方を改善すると、歯周病だけでなくむし歯の予防も行えるのでおすすめです。

クリニックケア
3ヶ月に1度くらいの頻度で、歯科医院で専門スタッフによるお口のメンテナンスをおすすめします。また、年に2回くらいの頻度を目安にPMTC(専用の機械を用いて、より丁寧に歯と歯ぐきのクリーニングを行います)を行うことをおすすめいたします。
定期検診を受けよう