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当クリニックの歯周病治療のゴールは、状態の悪い歯ぐきをできるだけ良い状態の歯ぐきにし、歯周病や歯槽膿漏の改善、治癒を行い
上記3つを満たすことを目指します。
歯垢(プラーク)の付着確認を行います。
プローブと呼ばれる器具を用いて、歯と歯ぐきの間の「歯周ポケット」と呼ばれる溝の深さ、出血の有無・歯のぐらつき方(動揺度)を測り、歯肉炎・歯周病の状態を検査します。
歯周ポケットの深さが3mm以下であれば正常または軽度、4〜6mmでは中程度、7mm以上は重度の歯周病を示します。
歯周病の症状がとても悪く、痛みや腫れが出ている場合、まずは応急的な処置を行います。
歯ぐきを切開し、溜まっている膿を出してしまいます。必要があれば応急的なかみ合わせの調整とお薬を出させていただきます。
歯周病の治療は歯のみがき方の指導から始めます。
正しい歯みがきの仕方を学ぶことによって、毎日のホームケアで歯周病の原因である病原体(ばい菌)の巣になる歯垢(プラーク)をきちんと取り除けるようにすること(プラークコントロール)が目的です。日々の歯みがきが歯周病を改善するために一番重要になります。患者さまそれぞれに歯みがきの癖があり、よく磨けているところと、磨き残しがあるところがあるため、磨き残しやすいところを意識して磨くように歯科衛生士が患者さまの歯の磨き方の指導を行います。
まずはしっかりとした磨き方を身につけ、歯垢(プラーク)を上手に取り除けるようにします。
歯石の除去を行います。
歯ぐきよりも上にある歯垢(プラーク)と歯石の除去をスケーリングといいます。
歯石の付着度合いにより異なりますが、1〜6回に分けて行います。
回数は患者さまによって歯石がつきやすい方やつきにくい方がいらっしゃるため、個人差がございます。この回数は、厚生労働省の国が定めたルールにのっとり、地域によって異なりますので、当クリニックで設定した回数ではございませんので、ご理解の程宜しくおねがいいたします。このルールは他の歯科クリニックに行かれても同じになります。
※歯周病の進行状況により、患者さまに合わせた治療方法を行います。
歯と歯ぐきの間に出血があるかどうかの確認を行います。出血や炎症が治まったら次のステップへと進みます。
歯と歯ぐきの間にもぐりこんでできている歯石の除去をSRP(スケーリングルートプレーニング)といいます。SRPを必要とする歯は、歯ぐきの中で強い毒素を持つバイオフィルムが形成されているため、SRPを行って、歯石の除去とバイオフィルムの破壊を行います。
歯周病の症状が中度から重度で、歯周病の外科治療が必要な患者さまは外科処置を行います。
歯周病によって歯ぐきが後退し、歯の根っこが露出して歯が長く見えるようになってしまった状態から、自然に見えるように人工のかぶせ物を入れます。
見た目はもちろんのこと、適正なかみ合わせをつくるために、かぶせ物がとても重要な役割をします。患者さまの歯型を採取し、世界でたった1つしかないかぶせ物をグループ内の専門の歯科技工士が制作します。
※補綴治療とは虫歯や歯周病等で歯の形を失ってしまった状態をかぶせ物や差し歯、入れ歯など、人工の歯で補う治療法のことです。
3ヶ月に1度くらいの頻度で、クリックで専門スタッフによるお口のメンテナンスをおすすめします。
メンテナンスでは
(1)歯ぐきの炎症がないか確認
(2)歯垢の付着程度の確認
(3)歯と歯ぐきの間の溝の深さ(歯周ポケット)の確認
(4)歯垢(プラーク)と歯石の除去
を行います。
歯周病治療が完了した後、3ヶ月に1度(健康な方)、クリニックに定期的にお越しいただき、検診を行います。歯周病菌が少しでも残っていると、せっかく良くなったお口の環境が逆戻りしてしまうため、治療後の経過を確認させていただきます。 正しいブラッシングの指導を行い、お口の環境が安定するように、定期的なメンテナンスを行っていきます。
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